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オペラ座の怪人 (1986 ミュージカル) : ミニ英和和英辞書
オペラ座の怪人 (1986 ミュージカル)[おぺらざのかいじん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ざ]
  1. (n,n-suf) seat 2. one's place 3. position 
: [かい]
 【名詞】 1. mystery 2. wonder
怪人 : [かいじん]
 (n) mysterious person
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

オペラ座の怪人 (1986 ミュージカル) : ウィキペディア日本語版
オペラ座の怪人 (1986 ミュージカル)[おぺらざのかいじん]

オペラ座の怪人』(オペラざのかいじん、''The Phantom of the Opera'')は、フランスの作家ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を基にしたミュージカル。アンドルー・ロイド・ウェバーが音楽、チャールズ・ハートが作詞、リチャード・スティルゴーが補作を担当し、ロイド・ウェバーとスティルゴーが共に脚本を著した〔。醜い音楽の天才による不思議な力にとりつかる美しいソプラノ歌手のクリスティーヌ・ダーエを中心に描かれている。
1986年、ロンドンのウエスト・エンドで、1988年、ブロードウェイで開幕した。1986年、ローレンス・オリヴィエ賞、1988年、トニー賞ミュージカル作品賞を受賞し、タイトル・ロールを演じたマイケル・クロフォードがオリヴィエ賞およびトニー賞のミュージカル男優賞を受賞した。2位以下を大きく引き離してブロードウェイ史上最長のロングラン公演作品となっており、2012年2月11日、史上初のブロードウェイ公演1万回を達成した〔Gerald Martin Bordman (2004). ''The Oxford companion to American theatre'' p.496. Oxford University Press. "A British musical based on Leroux's famous novel".〕。ウエスト・エンドではミュージカルでは『レ・ミゼラブル』に続き2番目のロングラン作品であり、全作品中では『ねずみとり』に続き3番目のロングラン作品である〔Top 10 Longest-Running London Theatre Shows Londonist.com. Retrieved 11 February 2012〕〔''The A to Z of the Broadway Musical'' p.266. Scarecrow Press, 2009〕〔Smith, Tim (11 April 2010) 'Phantom of the Opera’ at the Hippodrome ''The Baltimore Sun''〕。
ブロードウェイでの興行収入は8億4,500万ドルで『ライオン・キング』に次いで2番目に高く、世界中での総合興行収入は史上最高の56億ドルであり、『オペラ座の怪人』が最も経済的に成功したエンタテイメント・イベントとなっている〔"''Phantom of the Opera'' Screening Earns Over £500,000 in the UK" , BroadwayWorld.com, 5 October 2011〕。2011年現在、ウエスト・エンド、ブロードウェイ双方で公演中であり、27カ国145都市1億3千万人以上が観賞した〔。
== 概要 ==

『オペラ座の怪人』は豪華な衣装や舞台装置に大金をつぎ込むメガミュージカルの先駆けとして、1986年10月9日ロンドンウエストエンドの「」で初演され、1988年1月26日にはニューヨークブロードウェイでも上演がはじまり、大ヒットとなった。ロンドンでは『レ・ミゼラブル』に次ぐミュージカル史上第2位の22年、ニューヨークでは21年の史上最長ロングラン公演記録を現在も更新している。
東京でも1988年の4月に劇団四季が上演を開始した。日本でも上演劇場を変えながら断続的に長期公演を行っている。
19世紀末のパリオペラ座(オペラ・ガルニエ)が舞台。パリのオペラ座の地下に住み、劇場関係者から恐れられている怪人と、怪人に歌手としての素質を見いだされレッスンを受けるコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエと、その幼なじみで新たにオペラ座の後援者となったラウル子爵の3人を巡る三角関係のストーリーが描かれる。
ルルーの原作の雑多なストーリーを刈り込み、登場人物を絞り込んで、怪奇ものでありながら怪人を中心としたラブ・ロマンスに焦点を当てている。ロイド=ウェバーによる流麗な音楽、豪華な舞台衣装や美術、鮮やかな舞台転換などが多くのファンを引きつけている。
ロイド=ウェバーが、当時ミュージカル俳優としては無名だった妻サラ・ブライトマン(現在は離婚)を、ニューヨークブロードウェイの俳優協会の反発を押し切って主役に抜擢。音域も彼女に合せたものとされる。ちなみに、彼女はこの年のトニー賞主演女優賞を逃しているが、これは俳優協会からの反感の表れとも言える。彼女を世界のトップスターに押し上げた作品でもあり、ラスト近く、クリスティーヌが指輪をファントムに返しに戻るシーンなど、全編ブライトマンへのオマージュにあふれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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